社長が現場に出る会社ほど、Web面談の予定どおりに進まないことがある
千葉県北西部のある専門工事会社では、社長自身が日中も工事に出ている状況でした。前日にオンラインでの面談時間を確認していても、当日になって入室がなく、携帯にも固定電話にもつながらない。建設業では、こうしたことが珍しくありません。
現場対応、移動、急な確認、職人や元請けからの連絡。社長の予定表どおりに一日が進まない会社は多いです。
一方で、本社までは都内から1時間半ほど。最寄り駅からバスに乗る必要があり、行き方は少し面倒です。それでも「行けない距離ではない」。この距離感が、Webで済ませるか、会いに行くかを迷わせます。
Web面談は便利ですが、社長が現場に出ている会社では、予定の確実性や会話の深さに限界が出ることがあります。
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- 6月23日外構工事会社岐阜県
- 6月19日空調設備工事会社兵庫県
- 6月19日総合建築鳥取県
- 6月19日配管工事会社東京都
- 6月18日総合土木東京都
- 6月18日空調設備工事会社兵庫県
- 6月18日防水工事会社岡山県
- 6月16日配管工事会社青森県
- 6月16日総合建築神奈川県
- 6月16日電気設備工事会社東京都
- 6月15日総合土木千葉県
- 6月15日内装工事会社島根県
- 6月15日設備保全会社群馬県
- 6月14日内装工事会社栃木県
- 6月14日塗装工事会社神奈川県
- 6月13日解体工事会社神奈川県
- 6月11日総合建築和歌山県
- 6月11日総合土木静岡県
- 6月11日プラント工事会社京都府
- 6月11日空調設備工事会社神奈川県
- 6月11日空調設備工事会社茨城県
- 6月11日総合土木長野県
- 6月10日総合建築広島県
- 6月10日総合土木奈良県
- 6月10日総合建築東京都
- 6月10日内装工事会社愛知県
- 6月9日設備保全会社京都府
- 6月9日総合土木北海道
- 6月9日設備保全会社山口県
Webでは要件確認はできても、帰り際の一言や場の空気までは拾いにくい
Webでも、必要な確認はできます。事業内容、困っていること、次回の日程、資料の共有。短時間で話を進めるには、とても効率的です。
ただ、建設会社同士の打ち合わせでは、用件だけで話が終わらないことも多いです。むしろ、本当に大事な話は最後に出ることがあります。
「実は、あの元請けとの付き合いが少し変わってきていて」
「職人はいるんだけど、若い人がなかなか続かなくて」
「今すぐではないけど、来年あたり体制を変えたいと思っている」
こうした話は、画面越しの30分では出にくいものです。Webでは、終了時間が近づくと「では、またお願いします」で切れます。退室ボタンを押せば、会話は終わります。
対面では違います。資料をしまう時間、玄関まで歩く時間、駐車場で別れる前の数分があります。その数分で、予定していなかった本音や追加情報が出ることがあります。
Webは要件確認に強く、対面は信頼形成と追加情報の回収に強い。ここを分けて考えると判断しやすくなります。
移動時間の負担よりも、会って話すことで関係が進む場面がある
対面に切り替えると、移動の負担は確実に増えます。片道1時間半、最寄り駅からバス、昼食を簡単に済ませて向かう。現実的には、半日近くを使うこともあります。
そのため、すべての面談を対面にする必要はありません。Webで十分な場面もあります。
たとえば、日程確認、簡単な条件確認、既に信頼関係がある相手との定例報告。こうした打ち合わせは、Webのほうが双方にとって楽です。
一方で、次のような場面は対面の価値が高くなります。
- 初めて深い話をする相手
- 今後の取引や関係性に影響する相手
- 採用面談など、人柄や空気感を見たい場面
- 協力会社との関係づくりを進めたい場面
- 相手が何に困っているか、まだ言語化できていない場面
特に建設業では、相手の話しぶり、現場との距離感、社内の雰囲気が判断材料になります。画面越しでは見えない情報が、会うだけで自然に入ってくることがあります。
「Webだと、あの帰り際の会話は生まれないですよね」
この感覚は、多くの会社に当てはまります。予定していた議題の外に、関係を進める材料が落ちているからです。
対面の価値は、話した内容だけでなく、その場に行ったからこそ拾える周辺情報にあります。
面談の重要度と引き出したい情報で、Webと対面を使い分ける
Webか対面かは、移動時間だけで決めないほうがよいです。大事なのは、その面談で何を得たいのかです。
まず、面談を3つに分けて考えると整理しやすくなります。
1つ目は、事務的な確認です。日程、資料、条件、進捗確認などです。これはWebで十分なことが多いです。
2つ目は、判断を伴う話です。発注するか、採用するか、協力関係を深めるか。相手の考え方や温度感を見たい場合は、対面を検討する価値があります。
3つ目は、本音を引き出したい話です。経営課題、人材の悩み、元請けとの関係、社内体制の見直しなどです。この場合、対面のほうが会話が広がりやすくなります。
判断軸は「移動が大変か」ではなく、「その場でしか得られない情報があるか」です。
実務では、次のように進めると無理がありません。
- 初回はWebで概要をつかむ
- 相手の重要度が高い場合は、次回を対面にする
- 片道90分以内など、自社なりの訪問範囲を決める
- 本社訪問が難しければ、現場近くやカフェで会う選択肢も持つ
- 対面時は本題だけで終わらせず、最後の数分に余白を残す
特に採用面談では、Webだけで判断しきれないことがあります。本人の受け答えだけでなく、会社側の空気に合うか、現場で一緒に働く姿がイメージできるか。ここは対面のほうが見えやすいです。
協力会社との打ち合わせも同じです。金額や工程の確認だけならWebで足ります。しかし、今後も一緒に動く相手であれば、顔を合わせておくことで後の連絡がスムーズになることがあります。
大切なのは、全部を対面に戻すことではありません。Webの効率を活かしながら、関係を進めたい場面だけ会いに行くことです。
Webで入口をつくり、対面で関係を深める。この使い分けが、建設業の面談では現実的です。
まとめ
Web面談は、建設会社にとって便利な手段です。移動時間を減らせますし、忙しい社長や担当者とも短時間でつながれます。
ただし、すべてをWebで済ませると、相手の本音や現場感を拾いきれないことがあります。特に、初めて深く話す相手、今後の関係が重要な相手、採用や協力会社づくりに関わる面談では、対面の価値が出やすいです。
片道1時間半、バス移動あり。こう聞くと少し重く感じます。それでも、重要な相手であれば、会いに行くことで得られるものがあります。
Webは効率を上げる道具、対面は信頼と情報を深める場。どちらが優れているかではなく、面談の目的で選ぶことが大切です。
自社の面談や打ち合わせの進め方を整理したいときは
面談の進め方は、営業、採用、協力会社づくり、組織づくりのすべてに関わります。「どこまでWebでよいのか」「どの相手には会いに行くべきか」は、会社の商圏や人員体制によって変わります。
ネクスゲートでは、中小・専門工事会社の経営課題を、現場・採用・組織・原価・デジタル活用まで横断して整理し、実行まで支援しています。ものづくりに集中できる建設業界へ向けて、日々の打ち合わせ設計や関係づくりの進め方も一緒に考えます。
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