熊谷市が、建設業向けの「屋外現場作業負荷軽減支援事業補助金」を実施しています。屋外作業等での暑さによる負荷を軽減するため、身体に装着する機器の購入費を支援する制度です。
項目 | 内容 |
|---|---|
制度名 | 屋外現場作業負荷軽減支援事業補助金 |
実施機関 | 熊谷市 |
対象者 | 市内に事業所を有する建設業の中小企業者。個人事業主も対象です。 |
主な要件 | 中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業者であること。市税の滞納がないこと。 |
対象経費 | 1着当たり14,000円以上、税抜きのファン付き作業服、冷却ベスト等の購入経費 |
購入対象期間 | 2026年4月1日から2026年9月30日までに購入したもの |
補助額 | 1着当たり7,000円 |
上限 | 1事業者当たり35,000円。屋外現場作業員5人分まで。作業員1人に対し1着まで。 |
申請期間 | 2026年5月15日から2026年10月31日まで |
注意点 | 予算額に達した時点で終了。他の補助金等を受けている、または受ける予定がある対象経費は対象外。 |
申請方法 | 電子申請または郵送 |
まず確認したい対象条件
この補助金は、熊谷市内の建設業者に向けた制度です。
確認するポイントは、次のとおりです。
- 熊谷市内に本店、支店、営業所などの事業所があるか
- 建設業を営んでいることを示す書類を用意できるか
- 中小企業基本法上の中小企業者に該当するか
- 市税の滞納がないか
- 購入した機器が、1着当たり税抜14,000円以上か
- 購入日が2026年4月1日から9月30日までに入っているか
- 同じ経費について、他の補助金を受けていないか。受ける予定がないか
建設業を営んでいることを証する書類としては、建設業法第3条に基づく建設業の許可証の写しが示されています。
許可証の写しがない場合は、直近の確定申告書の写し、一人親方労災保険加入証明書の写し、履歴事項全部証明書、営業証明書など、事業内容が掲載されているものが例示されています。
個人事業主も対象です。現場に出る代表者本人分だけを申請する場合も、条件に合えば対象になり得ます。
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対象になる機器と金額の見方
対象は、屋外作業での暑さによる負荷を軽減するため、身体に装着する機器です。
例として、次のものが挙げられています。
- ファン付き作業服
- 冷却ベスト
- ペルチェベストなど
ファン付き作業服の場合は、ウエア、ファン、バッテリーのセット一式が対象です。
補助額は、1着当たり7,000円です。
ただし、対象となる購入経費は、1着当たり税抜14,000円以上の機器です。安価なものを購入した場合、対象外になる可能性があります。
上限は、1事業者当たり35,000円です。屋外現場作業員5人分までです。作業員1人に対して1着までです。
すでに2026年4月以降に購入済みの機器でも、購入期間内であれば申請対象になります。領収書、型番・品番が分かる請求書等は必ず確認してください。
申請前にそろえる書類
申請では、次の書類が求められます。
- 申請書兼請求書
- 誓約・同意書
- 建設業を営んでいることを証する書類
- 申請時点における従業員数を確認できる書類
- 請求書等の写し
- 領収書等、支払を証するものの写し
- 補助対象機器の写真
- 申請者名義の金融機関の預金通帳の写しなど、振込先が分かる書類
電子申請の場合、申請書兼請求書と誓約・同意書は不要とされています。
また、申請者本人分1着のみの申請の場合は、従業員数を確認できる書類は不要とされています。
従業員分を申請する場合は、賃金台帳または出勤簿の写し、雇用保険被保険者資格取得等確認通知書の写しなどが必要です。
現場の暑さ対策は、購入して終わりではありません。申請では、型番・品番が分かる書類と、購入機器の写真まで求められます。経理担当者や総務担当者だけでなく、購入担当者にも早めに共有しておくと安心です。
申請方法と期限
申請方法は、次の2つです。
- 電子申請
- 郵送
申請期限は、2026年10月31日です。
ただし、予算額に達した時点で終了します。発表元資料では、郵送について「締切日の消印有効」と案内されています。一方で、郵送時の注意事項として、申請期限内に到着したものに限り受付する旨も記載されています。
郵送で進める場合は、期限ぎりぎりに出さない方が安全です。簡易書留郵便やレターパックなど、配達記録が残る方法の利用が推奨されています。
他の補助金との併用に注意
この制度では、同じ対象経費について、他の機関から補助金等を受けている場合、または受ける予定がある場合は対象外です。
熊谷市のページでは、厚生労働省のエイジフレンドリー補助金にも触れられています。国の補助金も対象となる場合は、市の制度と国の制度の情報を比較検討し、申請先を選ぶよう案内されています。
すでに別の補助金を検討している会社は、同じファン付き作業服や冷却ベストの購入費を二重に申請しないよう確認してください。
建設会社が次に進めること
まず、2026年4月1日以降に購入したファン付き作業服や冷却ベストの領収書を確認してください。
次に、1着当たり税抜14,000円以上かを確認します。型番・品番が分かる書類も必要です。
まだ購入していない場合は、購入対象期間が2026年9月30日までである点に注意が必要です。申請期限は10月31日ですが、購入期間はその前に終わります。
社内では、次の順で確認すると進めやすくなります。
- 熊谷市内の事業所の有無を確認する
- 建設業を営んでいることを示す書類を確認する
- 対象機器の購入日、金額、型番・品番を確認する
- 従業員分を申請する場合は、従業員数確認書類を準備する
- 電子申請か郵送かを決める
- 予算終了前に申請する
補助金額は大きくありません。けれど、屋外現場の暑さ対策は、従業員の安全と日々の作業負担に直結します。購入済みの会社も、これから追加購入する会社も、条件に合うかを早めに見ておきたい制度です。
暑さ対策と補助金活用を一緒に整理する
この補助金は、対象機器、購入期間、申請書類がはっきりしています。その分、領収書や型番、従業員数の確認で止まると、期限が近づいてしまいます。
「自社の購入品が対象になるか」「他の補助金と重ならないか」「電子申請で進められるか」を一度整理しておくと安心です。
制度の活用可能性や、社内での準備事項を確認したい場合は、お問い合わせはこちらからご連絡ください。無理な営業はいたしません。現場と管理部門の状況を踏まえて、必要な確認事項を一緒に整理します。